January 04, 2004

AKAI:Sampling Module/S-612

_s612.jpg

国産サンプラーの第一号機。2Uラック仕様。
ローファイなサンプリング音(12ビット)がヒップホップのミュージシャンに人気があり、いまだに人気があると聞く。
重ねサンプリングがテレコ感覚で簡単に出来、フィルターもそこそこ効くが、MIDIで入力された音程でサンプリングタイムが決まるという、今では考えられない仕様。

サンプリングされた音色はディスクに記憶可能だが、ディスクユニットを別に揃えなければならなく、しかもメディアは死滅メディアの大関級であるQD(クイックディスク)なので、ローディングがそこはかとなく遅い。
が、当時ウン百万もしたサンプラー相場を、20万円台に下げた功績は大きい。

Posted by MasterAsia at January 4, 2004 02:04 PM
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