Seq2.6は現在Opcode社の主力シーケンサー「Vision」シリーズの前身ソフト。
簡素なインターフェイスで、しかも動作が軽い。
これも2DDでの供給ですが、MacPlus以前の製品なので、その機種に対応した1DD(400KB)ディスク版も付属。
光陰矢のごとしとは、まさしくこの事。感慨深い。
楽譜入力がしたいと考えて、専門店に世話してもらったラインナップ。
まずDelaxeMusicConstructionSet2.5(以下DMCS)で楽譜入力し、Export機能でOpcodeのSeqencer2.6(以下Seq2.6)に読み込める独自フォーマットに変換。後にSeq2.6でSMFに変換し、Performarで読み込んで加工という、えらくカロリーを使う作業をしてました。
若いって素晴らしいねぇ…。
ちなみにDMCSはシーケンサー機能もあり、MIDI音源も制御できたのですが、マック従来の内蔵音源を利用した独自のソフトシンセエンジンを搭載しており、MacPlus(当時の使用パソコンであり、マイファースト・パソコン)でもシンセサイジングが可能という、YUKO NEXUS6(御無沙汰してます、お元気ですか?)さんが喜びそうなソフトウエア。
MIDIインターフェイス8in8outで1Uラックの仕様。
SMPTE同期にも対応。最近は使う機会が減ったなぁ。
大手楽器店のイシバシ楽器の自社ブランド(だったと思う)である「BIAS」から出ていたトリガー信号をMIDI信号に変換する2Uラック型のコンバーター。
2オクターブ分程の入力ジャックがあり、「この端子から入ったトリガーはC3のMIDI情報に変換」といった具合に変換。その逆も可能。
パーカッション系のパフォーマンスにはもってこいのコンバーター。
BIASはその他にも変わっているものや、面白いコンセプトの機種を出しており、マルチエフェクターやギターエフェクター等があった。
ギターエフェクターはキットのもあり、自作派やお金のないギタリストに重宝されてました。
中でも注目はドラムシンセのBS-1とBS-2。
手のひらに乗る程の本体にセンサーや圧電素子、リズムマシンを接続し、そのトリガー信号で発音。
BS-2は1にホワイトノイズを加えた改良バージョン。
共に角電池(9V)駆動(BS-2はACアダプターが使用可能)。
今出しても売れると思うのだが…(当時価格、BS-1:9000円/BS-2:12000円)。
テルミンも出してる事だし、ここは一発これも復活させませんか?イシバシさん。
CMX III 4トラック6インのマルチトラックレコーダー(カセット)。
そこそこ重宝。現在はローランドのSP-808にその座を譲っている。
単なるMIDIシーケンサー。MIDI規格が普及し始めて間もない頃の製品。
が、この製品の最大の特徴はMIDI>DIN&DIN>MIDIの相互同期がとれるという事。
DIN規格のリズムマシンをマスターとしてMIDI楽器が同期できるというのはかなり痛快である。
事前に空データを収録小節数いっぱいに入れておかないと、同期が働かないのが玉に傷で、その間へたにコンセントが抜けない(コンセントを抜いてから1~2日はデータは消えないが、それ以降はデータが消去される)のは困ったもんですが、双方向でアナログ同期がしたい場合には欠かせない逸品である。
EA-100 業界での先輩から頂いたもの。メーカー名が書いてないのが妖しいが、立派なコンパクトで電池駆動のスプリング式エコーマシン。
インもアウトも1つずつのみ、スイッチ兼エコーレベル調整つまみが1個という、シンプルに徹した設計。
ちゃんとエコーかかるし、ボディーをどつくと反響音が鳴ってくれるので、PAパフォーマンスしたい人にはうってつけ。
ただ、貰った当初は電池端子が液漏れの憂き目に合っていたので、ボディの中の腐海処理が難儀した。今は隅でひっそりと出番を待っているのでした。
楽器店では結構廉価で出まわっているメーカーのギター用エフェクター。
上記2つがプラスチックボディなのに対して、金属ボディ製。
丈夫そうである以外はやっぱり可もなく不可もなくって感じぃ。
楽器店では結構廉価で出まわっているメーカーのギター用エフェクター。
メーカーの正式名称は「プリンス通信工業株式会社」…どこやねん?
可もなく不可もなくって感じぃ。
楽器店では結構廉価で出まわっているメーカーのギター用エフェクター。
可もなく不可もなくって感じぃ。
ベースギター用エフェクター。
フィルターとしてもベースシンセとしてもかなり優秀。ベースギター以外にも使える。
インプットからのトリガーで音が出るので、使い方によっては非常にクールなツールである。
マルチエフェクト・プロセッサ。各種楽器からボーカルまで幅広く対応。
様々なバージョンが造られた、80年代後期頃のリズムマシン。
そのバージョンの多さは、大西結花のベストアルバム級。<例えがわからん(笑)
MIDI対応。32KHz/12ビットの音質でいい味を出し、外部MIDI機器を単体で制御できた。
リズムマシンと簡素なシンセが付いたバッキングマシン。
音符の入力法がギターのフレットに対応している。
4トラックのパターンシーケンサー装備。
ギター/ベースの入力が出来、練習に最適だが、ギターシンセも内蔵しているので、なにかと遊べた。
使い込めばかなり有能なシーケンサーになる。
ドクターリズム・シリーズの第三世代。MIDI対応。
少し大きい電卓の様なルックス。
音色はあまり多くないが、コンパクトさと堅実な搭載音色で重宝した。
ドクターリズム・シリーズの第二世代。MIDI非対応。
アコースティックドラム・バージョンとエレドラ・バージョンがあり、これはエレドラバージョン。独特の音色で手放せない。
プログラミングはTRシリーズを踏襲。外部機器とはトリガーIn/outで制御。
ルックスは巨大なかまぼこといった感じ。
中途半端な音なので、外部ソフトで音色を取り込み、加工するのがベストと思われる。
世界的に有名なアナログ音源のリズムマシンで、ダンスミュージックのクリエイター全般から広い支持を集める。
ちなみに世界で初めて同機種を用いたミュージシャンは、日本の伝説的テクノポップ・ユニット「プラスチックス」とされている。
(そりゃあ、メーカーが試作段階から提供してれば一番乗りできるわな)
音の太さは天下一品。各パートのパラアウトはトリガーとしても使用可能。
QYシリーズのコンセプトを受け継いだコンパクトサンプラー。やはりVHSサイズである。
ローパス/ハイパスフィルターだけでなく、MIDI制御、外部入力音の加工、リアルタイムに入力された音をスクラッチしてしまう機能、リボンコントローラー、等小さいわりにはなかなかすごい奴である。
サンプリングだけでなく、豊富なエフェクト、バーチャルアナログシンセやアナログシーケンサ-・シュミレーター、D-beamによる「テルミンもどき」も魅力である。
早く250MBのZIPユニットにバージョンアップして欲しいモノである。
ローランドUSAの尽力で、Macintoshとのデータ連係が可能になった。
QDからFDに移行した、ローランド・サンプラーの第二世代における下位機種。
別売のソフトでシーケンサ-機能を付加する事が出来、実質的にオールインワン・ワークステーションと言ってもいいかもしれない。
マウス操作に対応し、パソコン用モニターでパラメーターやシーケンスを大画面で編集する事ができるが、専用モニターがなくとも汎用ビデオケーブルで標準で家庭用テレビに表示(モノクロ)できるのが素晴らしかった。
このシリーズのシーケンサ-機能はMCシリーズを経て、W-30へと継承された。
同社のPoly-800(デジアナ・ハイブリッド)の音源モジュール(オシレーターがデジタル、フィルターがアナログ)。
4Uラックサイズという豪快な仕様(奥行きの厚さは極端に薄いけど)。
MIDI対応。256ステップのシーケンサーも内蔵し、各パラメーターのエディットも独特。
カートリッジで様々なバッキングパターンを再生でき、楽器の練習に最適な機種。MIDI対応。
単独の音源モジュールとしても使用可能。ジャズやロック関係のカードが充実している。
SHシリーズの次男、初期MCシリーズの末っ子的存在。
SH-101から標準鍵盤とアルペジエーター、外部クロック入力を取り除き、シーケンサ-機能とDIN同期機能を強化し、大きさを約半分にしたアナログシンセサイザー。
単二電池でも稼動可。シーケンサー部はアナログ物としてはかなり有能。ルックス可愛いざんす。
別名「グルーブボックス」。テクノに特化したシーケンサ-付き音源モジュールで鋼のボディが魅力的。
でもフィルター部、特につまみでのエディットは大甘で貧弱。
部品の可変抵抗が持つ抵抗値の特性(抵抗カーブ)が適していないのか、つまみが約一回りする範囲内で、効果があらわれる範囲が異常に狭く、効きも全体的に甘い。
後継機種のMC-505では改善されたのであろうか?
だが、ヴィンテージシンセの音源モジュールとしては、かなり充実している。
その点だけ重宝する機種といえるだろう。
分厚いシステム手帳の様なシーケンサ-付き音源モジュール。GS/GM音源。
最近はあまりパターン組んでやるという事は減ったので、使う機会が少なくなった。
タッチペンでエディットするのがプリチー。
今ではあまりにもメジャーになってしまったベース音源専用シーケンサ&モジュール。
特にダンスミュージックでは知らなければモグリと言われる程、クローン機が多数ある中、値付け相場も落ち込まず、いまだに中古市場では高値で売買されている。
たいがいの人は音色の特異さが人気の秘密と思っている様だが、実際はアナログシーケンサ-故の、発音の遅れが産みだす、微妙なグルーブ加減がいい味を出しているのである。
ちなみに所持している303のカットオフとレゾナンスつまみの周辺はすり減って、目盛りが消え、角が丸くなっている。
これ位いじらないと、達人とは言えない。間違っても、持ってるだけで「俺、テクノアーティスト」だなんて言って欲しくない。その点だけは強く言っておこう。(笑)
逆に言えば、もう高く売れないということでもある。(いや、売りませんけどね)
今では考えられない、初代EOSのシーケンサ-付きFM(4op)音源モジュール。
8トラックのシーケンサ-と、なぜかデジタル時計を装備。
FM音源なのに、音色パラメーターは比較的簡単にエディットでき、音色の加工の自由度は高かった。
ルックスはちょっと小洒落た、デスクトップタイプ。
言わずと知れた、コルグ(当時は京王技研)のパッチ式アナログシンセの名機。80年代初頭の機種。
廉価でパッチ式アナログシンセを売り出したコルグの中位機種。
外部オーディオ入力から入力した信号を加工でき、その加工音色は長く愛され、エフェクターとして現在でも愛用しているミュージシャンは多い。
ちなみにコレは、自分で買った機材ではなく小学校の時の当時の級友の品である。
折しもリアルタイムにYMOブーム真只中だった為、買ってもらった物と思われる。
家に遊びに行くと、二人してあれこれ操作していた。
パッチ式だったので、いろんな実験をし、プチ松武秀樹を気取った私達。
私も私で、我が物の様に使いまわし、操作の主導権は私にあったよーな。(´Д`;)
そーいえば、現実的には出来もしないのに、MS20でボコーダーをやろうとしていた。
…若いってすばらしいですね。
シンセサイザーとプリセットキーボードの中間的なキーボード。70年代の機種。
今では考えられない、楽譜立てが標準装備。
30のプリセット音色を複数重ね合わせ、音色を作成するという音作り方法。
フィルターに似た「トラベラー」スライダーが一番の特徴。
今見ると、ルックスも結構プリチー。
(多分)マイセカンド・キーボード。位置的にはファミリーキーボード。
ミニ鍵ではあるが、パーカッションパッドが充実していたり、生意気にもMIDI対応である(100音色以下なので当然GM「準拠」)。
他人にあげてしまった様な気がする(謎)。
カシオの初期のデジタルシンセサイザー。80年代後期頃の発売。
PD音源というカシオ独自の音源方式を採用し、デジタルシンセなのに太い音が出ると評判だった機種。
特にレゲエのミュージシャンに愛され、このジャンルには必須とされていた。
音色のメモリーはカートリッジにも記憶可で、カートリッジの数だけ拡張できた。
使い込めばいい音が出たのだろうけど、パラメーターがあまり理解できなくて挫折。
カシオのファミリーキーボード。記念すべきマイファースト・キーボード。
SKシリーズの長男的存在。一万円弱(売値)だが、侮ってはいけない。
サンプラー以外にも加算合成方式で音色をシンセサイズ可能だし、第一、日本の楽器業界で100万台以上のセールスを記録した電子楽器は、後にも先にもこの機種だけである。
一番のウリは「二万円を切ったサンプラー」であるという事と、サンプリングレート8KHzの音質だが、お茶の間にまでサンプラーを普及させた功績も大きい。
一般の子供も大人も、にわかサンプリング・アーティストになれた。
あの一大ブームとなった「夕やけニャンニャン」にも、MC・田代まさしの小道具として登場。まあ、本人は持て余していましたが(笑)。
ヒットしたお陰で、一時期、後継機種が多数出され、この系統は「V-10」に継承されている。
ちなみにライバル機種のヤマハVSS-30はSK-1と違い、アルペジエーターや音色/サンプリング音色のエンベローブ調整、エフェクターが充実していた。
カシオのファミリーキーボード。
だがしかし、エフェクトは充実してるし、ボコーダーは付いてるし、なかなか侮れない機種。
エフェクターの組み合わせでトリッキーな音色も出せるので、チープな音のサンプリングネタには最適。
ヘッドセットマイクを標準装備し、ピッチ・トゥ・サウンドコンバーターを内蔵し、声で楽器音を鳴らす事も出来る。
後に河合楽器に吸収された国産楽器メーカー「TEISCO」の2VCOアナログシンセサイザー。70年代後期頃の機種。
(と私は聞いた。ただの河合楽器でのシンセ・ブランド名と言う話も聞きましたが、一体どっちが本当なのでしょうね?)
一般的なVCOパラメーターとしては2~16が一般的だが、この機種は32と64、そしてLOWという超低周波モードを持つというキワモノ。
加えて、各周波数ごとにフィルターをかけられる「フィルターバンク」。
米アープ社からライセンスを受けた圧式ベンダーパッド、ピンクノイズ、リングモジュレーター標準装備等、個性的の限りを尽くした恐るべき名機。
外部オーディオ入力からの信号も加工可能。
普通の音も出せるがキワモノの音を出させたら天下一品。暴れ馬であり、異能の逸品である。
ちなみに重量では、我家の歴代機種中、横綱クラスであった
ローランドの70年代後期の名機。2VCOのアナログシンセサイザー。
ジュピター4の廉価版みたいなルックスではあるが、フィルターもローパスだけでなく、ハイパスも装備し、8音色のメモリーが可能。
オーディオ出力のインピーダンス可変など、小技の効いたいいやつである。
ちなみに機体両端は「木枠」。日本家屋にも合うシンセである(?)。
ローランド最後のアナログシンセ。
1VCO(Sub OSC付き)ではあるが、芯の硬い逞しい音から、ポップな音までなんでもござれのお利口さん。
なんと電池(単一)で稼動可能。
3パターンのアルペジエーターと256ステップのモノフォニック・シーケンサ-装備。
CV/Gate In&Outは勿論だが、外部クロック入力がこの機種の最大の武器(だと思う)。
色も3色(グレー/レッド/ブルー)あり、ハンディグリップを付ければショルダーキーボードとしても使えた、ルックスにおいても非常にプリチーなシンセである(笑)。
ちなみにカタログのイメージキャラクターは、元ゴダイゴのミッキー吉野とシュガー。
時代だねぇ。
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